電波暗室ともいう。音に対する無響室,光に対する暗室に相当するものである。通常電波機器たとえばアンテナなどの設計は,それが無限に広い空間におかれたときにどのような特性をもつかという仕様によって設計されることが多い。したがってその特性を実験で調べるためには,電波的に無限に広い空間すなわち被試験体以外からは反射の電波がない空間が必要になる。このようなものを有限空間に作るためには,有限空間の壁に相応の電波吸収体を張りめぐらせばよいことになる。通常は広帯域型で入射角が大きくても動作する電波吸収体を用いている。電波の波長の長い場合は吸収体の厚さや無響室の大きさが大きくなってしまうので,モデルを縮尺して,波長の短い電波を用いて行うことがしばしばで,その場合は無響室の大きさや吸収体の厚さは小さくすることができる。人工衛星の電波に関する特性の実験はこの電波無響室で行われている。
執筆者:内藤 喜之
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...
7/28 化学辞典 第2版(森北出版)を更新
6/26 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/17 デジタル大辞泉プラスを更新
4/17 デジタル大辞泉を更新
2/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新