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電波吸収体 でんぱきゅうしゅうたいelectromagnetic wave absorber

世界大百科事典 第2版の解説

でんぱきゅうしゅうたい【電波吸収体 electromagnetic wave absorber】

電波が反射せずにすべてのエネルギーを吸収する,すなわち熱に変えてしまうようにくふう,設計されたもの。一般に電波はそれまで伝搬していた空間と性質の異なる物にあたると,一部のエネルギーが反射されるが,それが望ましくない場合があり,電波吸収体はテレビ電波のゴースト対策や軍事利用などが検討されている。用いられる材料は電磁エネルギーを熱に変える特性をもつことが必要で,通常は電気的なものとしてカーボン粉末を発泡スチロールウレタンまたはゴムなどに混入させたもの,磁気的なものとして磁性材料である焼結フェライトまたはその粉末をゴムや塗料に混入したものが用いられている。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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