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暗室 あんしつdarkroom

翻訳|darkroom

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

暗室
あんしつ
darkroom

写真の現像焼付け引伸しなどの作業を行う,外部からの光を遮断した部屋。取扱う感光材料に応じて黒または橙赤色,黄色などの安全光で照明する。

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デジタル大辞泉の解説

あん‐しつ【暗室】

外からの光が入らないようにした部屋。理科実験や写真現像などに使用。

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デジタル大辞泉プラスの解説

暗室

吉行淳之介の中編小説。1969年発表。1970年、第6回谷崎潤一郎賞受賞。中年の作家の複数の女性との恋愛を描く。1983年、浦山桐郎監督により、にっかつの70周年記念作品として映画化。

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世界大百科事典 第2版の解説

あんしつ【暗室 dark room】

写真フィルムや印画紙の現像,写真の焼付けその他の作業,あるいは光学,科学の実験や作業を行うために,不必要な光が入らないよう遮光した部屋をいう。写真感光材料を包装,カセットあるいはパトローネなど遮光された容器から取り出して現像,焼付けなどの作業をするには,感光材料が感光する光をさえぎった内で行う必要がある。一般撮影用パンクロフィルム,カラーフィルムなどは真っ暗な室内で取り扱う必要があるが,黒白写真の印画紙や直接撮影用X線フィルムなど黄や赤の光に感じない感光材料を扱うには,暗室内に黄や赤のセーフライトを置いて作業をする。

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大辞林 第三版の解説

あんしつ【暗室】

外から光が入らないようにした暗い部屋。写真の現像や焼き付け、光学・化学などの実験の際に用いる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

暗室
あんしつ

写真の作業で、遮光されていない写真感光材料を取り扱ったり、処理するために必要な作業室。暗室は遮光が完全であるとともに、ほこりが少なく、換気がよく、湿気が少ないことがたいせつで、恒温室が理想的である。一般用の暗室は、引伸し機や印画紙を置く作業台と、現像などを行う流しがある。流しは、酸やアルカリに耐えるステンレスや塩化ビニル製が用いられる。通風用に換気扇と換気窓を装着し、冷暖房機が設置されていることが多い。作業用照明にはそれぞれの感光材料に適応したセーフライト(安全光)を用いる。近年は、暗室でなければできない作業以外は明室で行う方向に進み、専門の現像所では、感光材料の装填(そうてん)のみを暗室で行い、あとは明室にある機械で処理するようになった。一般には、フィルム装填のみを暗室やダークバッグ(遮光袋)内で行う小型現像タンクや、明室で処理できるダークレス現像器、ダークレス引伸し現像器などが普及している。[伊藤詩唱]

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