霊宝経(読み)れいほうけい(その他表記)Líng bǎo jīng

改訂新版 世界大百科事典 「霊宝経」の意味・わかりやすい解説

霊宝経 (れいほうけい)
Líng bǎo jīng

道教の経典群の一つで,《道蔵》洞玄部の中核をなす。4世紀の葛洪(かつこう)の《抱朴子》に見える《霊宝経》や《霊宝五符序》《霊宝五篇真文》等の符呪を中心とする比較的古い《霊宝経》を基に,5世紀の陸修静が整理したものが現在の《霊宝経》の源流をなし,本来10部36巻からなるとされた。陸修静以後は,大乗仏教教理の強い影響下に,衆生済度を主に説く《度人経》をはじめとする新しい《霊宝経》が多数作られた。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

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