コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

霊宝経 れいほうけいLíng bǎo jīng

世界大百科事典 第2版の解説

れいほうけい【霊宝経 Líng bǎo jīng】

道教の経典群の一つで,《道蔵》洞玄部の中核をなす。4世紀の葛洪(かつこう)の《抱朴子》に見える《霊宝経》や《霊宝五符序》《霊宝五篇真文》等の符呪を中心とする比較的古い《霊宝経》を基に,5世紀の陸修静が整理したものが現在の《霊宝経》の源流をなし,本来10部36巻からなるとされた。陸修静以後は,大乗仏教教理の強い影響下に,衆生済度を主に説く《度人経》をはじめとする新しい《霊宝経》が多数作られた。【麦谷 邦夫】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

霊宝経の関連キーワード三洞・四輔道教

今日のキーワード

だまされたふり作戦

「振り込め詐欺」に代表される特殊詐欺事件の警察による捜査手法の一つで、振り込め詐欺と思われる不審な電話があった時、被害者が協力してだまされたふりをし、容疑者の電話番号、振込先、訪問時間などを聞き出し、...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android