霜先の薬食い(読み)しもさきのくすりぐい

精選版 日本国語大辞典 「霜先の薬食い」の意味・読み・例文・類語

しもさき【霜先】 の 薬食(くすりぐ)

  1. 陰暦一〇月頃、冬の寒さと年末の忙しさに備えて、体力をつけるため養分をとること。
    1. [初出の実例]「干鮭(からさけ)霜先(シモサキ)の薬喰ぞかし」(出典浮世草子好色一代男(1682)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 干鮭 実例 初出

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android