精選版 日本国語大辞典 「霜焼」の意味・読み・例文・類語
しも‐やけ【霜焼】
〘名〙 摂氏五~一〇度という軽度の低温環境にあって起こる一種の血管麻痺。血のめぐりが悪くなり、かゆみを伴う。貧血性、腺病質、多汗症、栄養不足などの者がなりやすく、小児と女性に多い。凍瘡(とうそう)。ゆきやけ。しもばれ。《季・冬》
※俳諧・いつを昔(1690)交題百句「梅探る手は霜やけも薫しし〈山川〉」
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