精選版 日本国語大辞典 「混淆」の意味・読み・例文・類語 こん‐こう‥カウ【混淆・渾淆・混交】 〘 名詞 〙① さまざまの違うものがいりまじること。また、いりまぜること。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「一所もこれを混淆することなく、俗にいふ仮字遣ひ甚だ正し」(出典:国歌八論(1742)古学)[その他の文献]〔抱朴子‐尚博〕② ( [英語] contamination, blending の訳語 ) 意味の似ている二つの単語や句、時には話の筋が互いに部分的に組み合わさって新しい一つの語句、または、話の筋を形成すること。「とらえる」と「つかまえる」とから「とらまえる」が成立するなどの類。混成。コンタミネーション。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「混淆」の読み・字形・画数・意味 【混淆】こんこう(かう) 入りまじる。〔抱朴子、尚博〕磋切の至言を以て拙(がいせつ)と爲し、の小辯を以て巧と爲す。眞僞倒(てんたう)し、玉石混淆す。字通「混」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報