霞袂(読み)かべい

精選版 日本国語大辞典 「霞袂」の意味・読み・例文・類語

か‐べい【霞袂】

〘名〙 霞のようにうすい袂(たもと)多く雲衲(うんのう)霞袂」のかたちで用いられる。
※江吏部集(1010‐11頃)下・落花渡水舞「鉤似絃霞袂挙、舟疑榭雪膚軽」
正法眼蔵(1231‐53)心不可得「現在大宋国にある雲衲霞袂、いたづら徳山の対不得をわらひ」 〔陳‐霓裳羽衣曲賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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