霧島地熱地帯(読み)きりしまちねつちたい

最新 地学事典 「霧島地熱地帯」の解説

きりしまちねつちたい
霧島地熱地帯

Kirishima geothermal field

宮崎と鹿児島県境付近に広がる地熱地帯で,最高峰の韓国(からくに)岳や活発な火山活動を行っている新燃岳などからなる霧島火山群が熱源となっている。砂岩頁岩チャートなどからなる四万十層群を基盤岩として,更新世以降の火山岩類と湖成堆積物が広く覆う。霧島火山群は,北西〜南東方向の伸張場にあり,その応力場に起因する東北東〜西南西方向の開口性断裂系である銀湯断層に存在する標高−300mから−500m(掘削長1,300m前後)からの地熱流体を利用して30,000kWの大霧発電所が1996年から稼働している。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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