最新 地学事典 「応力場」の解説
おうりょくば
応力場
stress field
一定の応力分布によってある構造が形成される場。ある領域の地殻を支配する応力場を広域応力場という。自然状態にある地層の応力場は三軸的に応力を受けた状態にある。応力分布の解析は断層変位や断裂系などの解析があるが,最近では応力場の測定(原位置・室内試験で地圧の測定)が行われている。地下の応力状態は地形や岩盤の自重を考えた弾性論的な応力場とはかなり異なる大きな水平方向の応力が観測され,造構的な地殻営力によるものと考えられている。
執筆者:植村 武・佐々木 甫
参照項目:応力楕円体
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

