霰釜(読み)アラレガマ

デジタル大辞泉 「霰釜」の意味・読み・例文・類語

あられ‐がま【×霰釜】

茶の湯釜の一。胴の地紋につぶつぶを鋳出したもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「霰釜」の意味・読み・例文・類語

あられ‐がま【霰釜】

  1. 〘 名詞 〙 茶釜一種。釜の胴の地紋に、あられのような突起物を一面に浮き出させて鋳出したもの。
    1. [初出の実例]「ゐるり あられ釜、ごとくに」(出典:宗達茶湯日記(他会記)‐永祿二年(1559)一二月一二日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android