デジタル大辞泉 「青人草」の意味・読み・例文・類語 あお‐ひとぐさ〔あを‐〕【青人草】 《古くは「あおひとくさ」》人民。蒼生。国民。民草たみくさ。「葦原中国あしはらのなかつくにに有らゆるうつしき―の」〈記・上〉[補説]人が増えるのを草が生い茂るのにたとえた語という。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「青人草」の意味・読み・例文・類語 あお‐ひとぐさあを‥【青人草】 〘 名詞 〙 ( 古くは「あおひとくさ」 ) 人民。庶民。蒼生(そうせい)。[初出の実例]「汝、吾を助けしが如く、葦原中国に有らゆるうつしき青人草(あをひとくさ)の、苦き瀬に落ちて患ひ、惚(くるし)む時に、助くべし」(出典:古事記(712)上) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例