青北(読み)アオギタ

デジタル大辞泉 「青北」の意味・読み・例文・類語

あお‐ぎた〔あを‐〕【青北】

西日本8月から9月ごろにかけて、晴天の日に吹く北寄りの涼しい風。あおげたならい。 秋》「―や目のさまよへば巌ばかり/稚魚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「青北」の意味・読み・例文・類語

あお‐ぎたあを‥【青北】

  1. 〘 名詞 〙 北風。主として西日本でいう。初秋から仲秋にかけて涼気を送ってくる風。これが吹くと夏が去り、海も空も青むとされる。《 季語・秋 》〔物類称呼(1775)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む