青津村(読み)あおづむら

日本歴史地名大系 「青津村」の解説

青津村
あおづむら

[現在地名]田原町神戸かんべ

しお川の東岸にあって、東は漆田うるしだ村・市場いちば村に接し、南は赤松あかまつ村に接する。古くは伊勢神領地の一部であった。天保三年(一八三二)の「地方秘録」によれば、田畑ともに石高表示であり、田畑の実面積は記載されていない。慶長六年(一六〇一)以来の田原藩領で、明治一一年(一八七八)とうくち本前もとまえ水川みずがわ新美にいのみ志田しだ赤松・市場・漆田の九ヵ村と合併して神戸村となり、同一五年市場・漆田の二ヵ村とともに分立し神戸村を称した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android