靖国と千鳥ケ淵

共同通信ニュース用語解説 「靖国と千鳥ケ淵」の解説

靖国と千鳥ケ淵

戊辰戦争で死亡した官軍兵士の慰霊顕彰のため1869年に「東京招魂社」が建てられ、10年後に靖国神社と改称した。戦後に宗教法人化された。太平洋戦争で戦死した軍人・軍属ら約250万人を祭り、東条英機元首相らA級戦犯14人が合祀ごうしされている。千鳥ケ淵戦没者墓苑は、身元が分からない「無名戦士」や民間人遺骨を納めるため、1959年に造られた無宗教の国の施設。約37万柱が納められている。

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