非アイヌ説(読み)ひアイヌせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「非アイヌ説」の意味・わかりやすい解説

非アイヌ説
ひアイヌせつ

日本人の祖先アイヌではないという学説で,いわゆるアイヌ説を否定するもの。古代日本の中部地方以北には蝦夷といわれる住民がいて,大和朝廷から異民族扱いを受けてきた。後年,この人々を人種的にはアイヌと考える説が新井白石以来唱えられた。このことは,日本石器時代人の人種的帰属に関係するため,今日にいたるまで,形を変えていくたびか論じられてきた。人類学者の長谷部言人らは,石器時代の研究から,蝦夷は人種的には日本人であって,ただ辺境にあるために化外の民として取扱われたにすぎないと主張した。考古学的立場からも,しばしば非アイヌ説が説かれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

[名](スル)1 人から受けた礼・贈り物に対して行為や品物で報いること。また、その行為や品物。「地酒を贈って返礼する」2 仕返しをすること。また、その仕返し。意趣返し。返報。[補説]書名別項。→返礼[...

返礼の用語解説を読む