非望(読み)ヒボウ

デジタル大辞泉 「非望」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぼう〔‐バウ〕【非望】

分不相応の大きな望み。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「非望」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ぼう‥バウ【非望】

  1. 〘 名詞 〙 身分不相応のことを望むこと。また、そのような望み。野望
    1. [初出の実例]「強ひて非望を窺ひ、心に国を傾けむことを繋け」(出典:日本霊異記(810‐824)中)
    2. [その他の文献]〔隋書‐于宣敏伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「非望」の読み・字形・画数・意味

【非望】ひぼう(ばう)

高のぞみ。〔隋書、于宣敏伝〕(上)戚屬をち王とするは、今正に其の時なり。~猾(きよくわつ)其の非を息(や)め、姦臣其の謀を杜(とざ)さん。

字通「非」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android