非正規労働者の待遇格差

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非正規労働者の待遇格差

派遣パートなどの非正規労働者は、バブル崩壊後の1990年代以降、企業の人件費抑制などを理由に増加傾向が続いてきた。総務省の労働力調査によると、今年8月時点で雇用労働者の4割弱、2070万人に上る。昨年8月に比べ120万人減少したが、新型コロナウイルス感染拡大による経済悪化を受けて雇い止めや解雇が相次いだためで、「雇用の調整弁」となっている実態浮き彫りになった。また正社員に比べ賃金が低く、厚生労働省の調査によると昨年6月時点で、残業代などを除く平均月収で10万円以上の開きがあった。

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