面恥(読み)ツラハジ

デジタル大辞泉 「面恥」の意味・読み・例文・類語

つら‐はじ〔‐はぢ〕【面恥】

面目を失うような恥。赤恥
大勢真ん中で親に―かかせおる」〈浄・八百屋お七

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精選版 日本国語大辞典 「面恥」の意味・読み・例文・類語

おもて‐はずか‥はづかし【面恥】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 恥ずかしくて、顔が赤らむようである。顔むけができないほど恥ずかしい。面目がない。
    1. [初出の実例]「御方のおとどや、かやうの事聞き給ふらんと思ふこそ、おもてはづかしけれ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上)

つら‐はじ‥はぢ【面恥】

  1. 〘 名詞 〙 面目を失うような恥。赤恥。
    1. [初出の実例]「大ぜいのまん中で親につら恥かかせおる」(出典:浄瑠璃・八百屋お七(1731頃か)上)

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