赤恥(読み)アカハジ

デジタル大辞泉 「赤恥」の意味・読み・例文・類語

あか‐はじ〔‐はぢ〕【赤恥】

人の前で受けるひどい恥。あかっぱじ。「赤恥をかく」
[類語]不名誉不面目名折れつら汚し羞恥生き恥死に恥恥さらし恥ずかしい面目ないまり悪いやましい肩身が狭い合わせる顔がない顔が潰れる顔に泥を塗る身の置き所が無い穴があったら入りたい面目次第も無い汗顔・汗顔の至り冷汗三斗・冷や汗もの・忸怩じくじ顔向けが出来ない顔が合わせられないばつが悪いどの面下げて恥じ入るかた無し小恥ずかしい気恥ずかしいうら恥ずかしい面はゆい照れ臭い恥をかく身の縮む思い後ろめたい後ろ暗い申し訳ないすまない心苦しい気の毒気が咎める負い目自責面目丸潰れ面目を失う泥を塗る名を折る名を汚す消え入る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「赤恥」の意味・読み・例文・類語

あかっ‐ぱじ‥ぱぢ【赤恥】

  1. 〘 名詞 〙 「あかはじ(赤恥)」の変化した語。
    1. [初出の実例]「廻らぬ筆に赤(アカ)っ恥(パヂ)」(出典:人情本・花の志満台(1836‐38)四)

あか‐はじ‥はぢ【赤恥】

  1. 〘 名詞 〙 恥を強めた言い方。多くの人の前で受ける恥。まるはじ。あかっぱじ。
    1. [初出の実例]「をしよする源氏の勢に驚て まくりしはたの色も赤はぢ」(出典:俳諧・望一千句(1649)一)

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