面扶持(読み)ツラブチ

デジタル大辞泉 「面扶持」の意味・読み・例文・類語

つら‐ぶち【面扶持】

江戸時代家族人数によって与えられた扶持米ふちまい。めんぶち。

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精選版 日本国語大辞典 「面扶持」の意味・読み・例文・類語

つら‐ぶち【面扶持】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代に、家族の人数に応じて与えられた給与の米。めんぶち。
    1. [初出の実例]「春ふかき野辺に離れし牛右衛門〈幽山〉 つら扶持絶て雪かすか也〈如流〉」(出典:俳諧・江戸八百韻(1678))

めん‐ぶち【面扶持】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代後期、東北諸藩で凶荒作の際、身分の上下なく家族の人数に応じて与えられた扶持米

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