精選版 日本国語大辞典 「面掛い」の意味・読み・例文・類語 おも‐がい【面掛・面懸・羈・】 〘 名詞 〙 馬具の一つ。銜(くつわ)を固定するために馬の顔につける緒。紐先を銜の立聞(たちぎき)にからませて、上の羂(わな)を馬の頭にかけ、小紐(こひも)を頸の下にまわして結び留める。おもがき。おもがけ。おもづら。面掛〈伴大納言絵詞〉[初出の実例]「おのれが馬の手綱・おもがいをおしはづして」(出典:古今著聞集(1254)一〇) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例