面掛い(読み)おもがい

精選版 日本国語大辞典 「面掛い」の意味・読み・例文・類語

おも‐がい【面掛・面懸・羈・

  1. 〘 名詞 〙 馬具一つ。銜(くつわ)を固定するために馬の顔につける緒。紐先を銜の立聞(たちぎき)にからませて、上の羂(わな)を馬の頭にかけ、小紐(こひも)を頸の下にまわして結び留める。おもがき。おもがけ。おもづら。
    1. 面掛〈伴大納言絵詞〉
      面掛〈伴大納言絵詞〉
    2. [初出の実例]「おのれが馬の手綱・おもがいをおしはづして」(出典:古今著聞集(1254)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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