小紐(読み)コヒモ

大辞林 第三版の解説

おひも【小紐】

下裳したもや下袴したばかまの紐。下紐。 「みづの-は誰かも解かむ/古事記 中訓

こひも【小紐】

ほうの「はこえ」の左右に付けたひも。前に回して懐の下で結ぶ。
半臂はんぴの紐。 → 忘れ緒半臂

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

お‐ひも を‥【小紐】

〘名〙 (「お」は接頭語) 下裳(したも)や下袴(したばかま)を止めるひも。したひも。
古事記(712)中「汝が堅めしみづの小佩(をひも)は誰かも解かむ」

こ‐ひも【小紐】

〘名〙
① 衣冠の袍(ほう)または直衣の袍の格袋(かくぶくろ)の上の左右につけた紐。前に回して懐の下に結ぶのに用いる。こひぼ。〔装束集成(1754頃か)〕
半臂(はんぴ)をつける際に腰に結ぶ小緒の通称。
③ 袍の頸紙(くびかみ)の蜻蛉頭(とんぼがしら)の紐。
※岷江入楚(1598)二「ひもなともうちすてて 小紐(コヒモ)とて有。但くひかみ可然歟。或抄御説にくびかみのひもの事なり」

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