面替村
おもがいむら
[現在地名]御代田町面替
湯川の南段丘上に位置し南からは平尾山(一一五五メートル)が迫り、東は久能村・梨沢村に接し、川を隔てて児玉村に対する。
慶長一五年(一六一〇)の諸村貫高帳(竹内文書)には「五貫文 面替村」とあり、元禄一四年(一七〇一)小諸領から幕府領となる。寛永一七年(一六四〇)の村高は八石余(内田高一石)(「小諸領高〆之帳」小山佐一氏蔵)にすぎず、明治一一年(一八七八)に至っても耕地は二四町歩余(内田八町歩余)で、米七五石に対し稗八〇石をはじめ雑穀の生産が合わせて一三七石に及んでいる(「北佐久村内概況調書」北佐久郡志)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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