面構(読み)つらがまえ

精選版 日本国語大辞典 「面構」の意味・読み・例文・類語

つら‐がまえ‥がまへ【面構】

  1. 〘 名詞 〙 顔の格好。顔つき。つらつき。つらがまち。
    1. [初出の実例]「ふち沢に人をとめぬるつらかまへ〈西友〉 うせ物がある鎌倉の月〈西六〉」(出典:俳諧・西鶴五百韻(1679)早何)

面構の補助注記

落語・姫かたり」(一八九〇)の「此お姫(ひい)さまてエのは予(おれ)の妹だ。チョイと面構(ツラガマ)ひが好い所で」のように「つらがまい」の形も見られる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む