靴を隔てて痒きを掻く(読み)クツヲヘダテテカユキヲカク

デジタル大辞泉 「靴を隔てて痒きを掻く」の意味・読み・例文・類語

くつへだててかゆきを

物事が思うようにならないで、じれったいさまのたとえ。隔靴掻痒かっかそうよう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「靴を隔てて痒きを掻く」の意味・読み・例文・類語

くつ【靴】 を 隔(へだ)てて=痒(かゆ)き[=跟(あなうら)]を掻(か)

物事が思うようにならず、もどかしいことのたとえ。隔靴掻痒(かっかそうよう)
仮名草子浮世物語(1665頃)一「万につけて心に叶はず、ままにならねばこそ浮世とは言ふめれ。沓を隔てて跟(あなうら)を掻とかや」 〔無門関‐序〕

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