鞍馬の木芽漬(読み)くらまのこのめづけ

精選版 日本国語大辞典 「鞍馬の木芽漬」の意味・読み・例文・類語

くらま【鞍馬】 の 木芽漬(このめづけ・きのめづけ)

  1. 京都の鞍馬付近で産する、漬物一種アケビ若芽マタタビの葉などといっしょにきざんで塩漬けにしたもの。鞍馬漬。
    1. [初出の実例]「鞍馬木牙漬、醍醐の烏頭布、東山蕪、西山心太」(出典:庭訓往来(1394‐1428頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の鞍馬の木芽漬の言及

【山菜】より

…(2)アケビの芽 浸し物,ゴマあえ,煮物などによい。《庭訓往来(ていきんおうらい)》以下の諸書に見える鞍馬(くらま)の木芽(きのめ)漬の材料の一つとされる。(3)タラの芽 ウコギ科の低木タラノキの新芽。…

※「鞍馬の木芽漬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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