鞠の懸り(読み)マリノカカリ

デジタル大辞泉 「鞠の懸り」の意味・読み・例文・類語

まり‐の‐かかり【×鞠の懸(か)り】

懸かり6

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鞠の懸り」の意味・読み・例文・類語

まり【鞠】 の 懸(かか)

  1. 蹴鞠をする場所である鞠の庭の四方に植えた樹木下枝を、蹴上げる鞠の高さの標準とする。懸り木。四本懸りと称して四隅に桜・柳・松・楓などを植えた。かかり。まりかかり。
    1. [初出の実例]「『をかしきまりのかかりかな』と、興あるまでまりあそばす」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android