鞠躬如(読み)キッキュウジョ

デジタル大辞泉 「鞠躬如」の意味・読み・例文・類語

きっきゅう‐じょ〔キクキユウ‐〕【××躬如】

[ト・タル][文][形動タリ]身をかがめて、つつしみかしこまるさま。
「―として用を聞いている」〈円地女坂

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鞠躬如」の意味・読み・例文・類語

きっきゅう‐じょキクキュウ‥【鞠躬如】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 ( 「如」は句調を整えるために添えたもの ) 身をかがめおそれつつしむさま。
    1. [初出の実例]「九日や鞠躬如(キクキウじょ)たり礼の品〈可雪〉」(出典:俳諧・洗濯物(1666)秋)
    2. [その他の文献]〔論語‐郷党〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android