最新 地学事典 「音川層」の解説
おとかわそう
音川層
Otokawa Formation
富山堆積盆地南部の中部中新統上部〜上部中新統。砂岩主体で,礫岩,シルト岩,凝灰岩を挟む。模式地は富山市婦中町音川南方。層厚240m。藤田和夫ほか(1948)命名,早川秀樹ほか(1987)再定義。頼成(らんじよう)の森礫岩部層・坪野シルト岩部層・新山砂岩部層・吉谷砂岩部層に4区分。清水正之ほか(1995)が上限を再定義。主部は浅海成層,頼成の森礫岩部層は網状河川成層。下位の天狗山層および上位の三田層とは不整合。音川動物群に属する軟体動物化石を多産し,上位層準からNPD7A帯の珪藻化石を産出。
執筆者:中嶋 健
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

