項間交差(読み)コウカンコウサ

化学辞典 第2版 「項間交差」の解説

項間交差
コウカンコウサ
intersystem crossing

スピン多重度の異なる系の間での無放射遷移.系間交差ともいう.一般に,原子分子基底状態一重項状態なので,光の吸収によって生じる励起状態も一重項状態である.第一励起三重項状態は第一励起一重項状態の下にあり,基底状態からの光学的な遷移は,一般には許容されていない.この励起一重項状態から励起三重項状態への遷移は,しばしばスピン軌道相互作用や重原子効果によって無放射的に起こる.これが項間交差である.水銀光増感反応やベンゼン光増感反応などは,この遷移の結果として起こる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

7月10日は東京・浅草観音(あさくさかんのん)(浅草寺(せんそうじ))の結縁(けちえん)日で四万六千日という。この日に参詣(さんけい)すると4万6000日参詣したのと同じ功徳(くどく)があるといって信...

ほおずき市の用語解説を読む