須田木村(読み)すだきむら

日本歴史地名大系 「須田木村」の解説

須田木村
すだきむら

[現在地名]大隅町須田木

月野つきの川上流に沿って開けた山間集落恒吉つねよし郷四ヵ村の一つで、長江ながえ村の西に位置する。寛文四年(一六六四)の郡村高辻帳に恒吉郷のうち須田木村とあり、高六三五石余。「三州御治世要覧」には須田野木すだのき村とみえ、延享(一七四四―四八)頃の高七一六石余。旧高旧領取調帳では高六九二石余。市成島津氏の私領があり、近世後期の私領高等取調帳に持切在として恒吉須田木村二九二石余とある。門・屋敷数は二六(大隅町誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android