須田町二丁目代地(読み)すだちようにちようめだいち

日本歴史地名大系 「須田町二丁目代地」の解説

須田町二丁目代地
すだちようにちようめだいち

[現在地名]千代田区外神田そとかんだ一丁目・同四丁目

神田仲かんだなか町一丁目の北に位置する御成道東側の片側町。東は同花房はなぶさ町代地、西は同旅籠はたご町一丁目。寛政五年(一七九三)湯島無縁むえん坂よりの火災で柳原やなぎはら土手下町が類焼したため、須田町二丁目北側の一部が火除地となり、翌年御成道の旗本永井伊織跡地内に代地が与えられた。東側は南北田舎間一九間余、東西同一一間余。文政一〇年(一八二七)の家数一七、家守二(一人は元地に住居)・地借一〇・店借六(文政町方書上)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android