頓乗寺(読み)とんじようじ

日本歴史地名大系 「頓乗寺」の解説

頓乗寺
とんじようじ

[現在地名]稲沢市下津町 西片町

保堂山と号し、曹洞宗。本尊薬師如来。境内約九〇〇坪。貞和三年(一三四七)僧明貞が創建し時宗に属したが、寛永七年(一六三〇)正眼しようげん寺一六世天山が禅寺として再興。享保元年(一七一六)火災に遭い焼失、翌年四町ほど西の現在地に移して再建した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 足利義満 旧地

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android