デジタル大辞泉 「領巾振る」の意味・読み・例文・類語 領巾ひれ振ふ・る 領巾を振る。女性が人を招いたり別れを惜しんだりするようすの形容。「見渡せば近き里廻さとみをたもとほり今そ我が来る―・りし野に」〈万・一二四三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「領巾振る」の意味・読み・例文・類語 ひれ【領巾】 振(ふ)る 領巾を振る。昔、女性が人を招いたり別れを惜しんだりするさまの形容として用いた。[初出の実例]「韓国(からくに)の 城の上に立ちて 大葉子は 比例甫羅(ヒレフラ)すも 日本(やまと)へ向きて」(出典:日本書紀(720)欽明二三年・歌謡) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例