領邦教会制度(読み)りょうほうきょうかいせいど(英語表記)Landeskirchentum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

領邦教会制度
りょうほうきょうかいせいど
Landeskirchentum

王侯を教会の首長とする皇帝教皇主義が,民族,政治,経済,神学などの諸条件を背景に,特に宗教改革後のルター派ドイツおよびイギリス国教会として具体的に制度化されたもので,ローマから独立し,国家制度の一部分となった。ローマ司教 (教皇) によるキリスト教会の中央集権化に対する一つの反動。カトリック内部でもこのような傾向はフランススペインオーストリアなどでみられたが,実現しなかった。近代の政教分離によってほとんど消滅した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

未必の故意

犯罪事実の発生を積極的には意図しないが、自分の行為からそのような事実が発生するかもしれないと思いながら、あえて実行する場合の心理状態。→故意[補説]作品名別項。→未必の故意...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android