頤の雫(読み)オトガイノシズク

デジタル大辞泉 「頤の雫」の意味・読み・例文・類語

おとがい‐の‐しずく〔おとがひ‐しづく〕【×頤の×雫】

《下あごについたしずくを飲むことはできないところから》手近にありながら、自分の思うようにならないことのたとえ。
「見るもの食はうあだ思ひ、これ―なり」〈浄・袂の白絞

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「頤の雫」の意味・読み・例文・類語

おとがい【頤】 の 雫(しずく)

  1. ( 下あごについたしずくは、すぐ近くにあるにもかかわらず、口には入らないところから ) 手近にはあっても、それが自分の思うとおりにはならないことのたとえ。あごのしずく。
    1. [初出の実例]「はや奥様が有るからは、おとがひの雫、かなはぬ浮世」(出典:浄瑠璃・娥歌かるた(1714頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む