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白絞り(読み)しらしぼり

精選版 日本国語大辞典 「白絞り」の意味・読み・例文・類語

しら‐しぼり【白絞・白搾】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 白ごまの種子からしぼり取った油。上質のごま油
    1. [初出の実例]「魚油は勿論白絞(シラシボ)り、胡麻荏の油菜種のあぶら榧(かや)くるみ」(出典:歌舞妓年代記(1811‐15)七)
  3. ( お染久松の劇で有名な「油屋お染」の縁で用いられることが多い ) 知らないこと、知らない人、の意にかける。
    1. [初出の実例]「指折てかぞゆれば、いかさまよほど久松なることども、いかに人をばしらしぼりと思ひても」(出典:随筆・独寝(1724頃)下)

しろ‐しぼり【白絞】

  1. 〘 名詞 〙しらしぼり(白絞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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