頭骨計測学(読み)とうこつけいそくがく(その他表記)craniometry

翻訳|craniometry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「頭骨計測学」の意味・わかりやすい解説

頭骨計測学
とうこつけいそくがく
craniometry

頭骨の大きさや形を客観的に表現するために,種々の計測点を定め,それらを基準として長さや角度を計測すること。各部の位置関係を知るために,頭骨を外耳孔上縁と眼窩下縁を通る平面が水平になるように固定して計測する。人類学において発達したもので,R.マルティンによって集大成された方法がよく用いられる。触覚計,滑動計,座標計,角度計など独特の用具が使われる。計測値やそれらの比率は,化石人類人種などの比較形態学的研究において重要な基礎資料となる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む