最新 地学事典 「頻転動粒度」の解説
ひんてんどうりゅうど
頻転動粒度
unstable granularity ,unstable grain size
転動による(浮遊によらない)運搬を最も受けやすい粒度。水の粘性抵抗の作用しない,すなわちストークスの法則の適用されない粒度のうちの最小粒度に相当。具体的には0.2~0.3mm程度の細粒砂。小さな底流速でも遠距離を移動し,ふるい分けされるので,この粒度の砂は一般に分級や連続性などがきわめて良い。深海砂・海底砂州・海浜砂・砂丘砂などには頻転動粒度のものが多い。リップルもこの粒度の砂に最もよく発達する。参考文献:木村春彦(1954) 地質雑,60巻:228
執筆者:木村 春彦・志岐 常正
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

