額石保(読み)ぬかいしほ

日本歴史地名大系 「額石保」の解説

額石保
ぬかいしほ

国衙領。応永三年(一三九六)一二月一五日付大般若経巻六〇〇(如意寺蔵)の奥書に「於尾州智多郡額石保法海寺云々」とあり、法海(ほうかい)寺の所在地八幡(やはた)辺りを含む地に比定される。文和二年(一三五三)の尾張国郷保地頭正税弁済所々注進状案(醍醐寺文書)に「額石保 七十二貫文 同人(荒尾宗顕)」とあり、荒尾(あらお)郷(現東海市)を本領とする荒尾宗顕が地頭職をもつ国衙正税地である。同年七月二二日・二七日、八月一八日に各五貫文ずつの年貢を国衙領の領主醍醐(だいご)寺三宝(さんぼう)院上使に納入している(同文書)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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