デジタル大辞泉 「顧み」の意味・読み・例文・類語 かえり‐み〔かへり‐〕【顧み】 1 振り返って見ること。「万度よろづたび―しつつはろはろに別れし来れば」〈万・四四〇八〉2 過去を振り返ること。「いと心澄めるやうにて、世に―すべくも思へらず」〈源・帚木〉3 気に掛けること。懸念すること。「大宮にのみ久方の昼夜分かず仕ふとて―もせぬわが宿の」〈古今・雑体〉4 後ろだてになって世話をすること。情けをかけること。うしろみ。「身にあまるまで御―を賜はりて」〈源・少女〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例