風に順いて呼ぶ(読み)カゼニシタガイテヨブ

デジタル大辞泉 「風に順いて呼ぶ」の意味・読み・例文・類語

かぜしたがいて

《「荀子勧学から》風上から風下に向かって呼べば声がよく届くように、勢いに乗じて事を行えば成功しやすいというたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「風に順いて呼ぶ」の意味・読み・例文・類語

かぜ【風】 に 順(したが)いて呼(よ)

  1. 風上から風下に向かって呼ぶと声がよく通るところから、勢いに乗じて事を成せば、早くかつ容易に成功するたとえ。
    1. [初出の実例]「風に順って呼べば、声高からずして聞く者多し」(出典:洒落本・伊賀越増補合羽之龍(1779)序)
    2. [その他の文献]〔荀子‐勧学〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む