精選版 日本国語大辞典 「風守」の意味・読み・例文・類語 かざ‐まもり【風守】 〘 名詞 〙 ( 「まもり」は「目守り」で、見守る意 ) 風の様子を観察して、出船に都合のよい時を待つこと。風待ち。[初出の実例]「家思ふと こころすすむな 風候(かざまもり) よくしていませ 荒しその路」(出典:万葉集(8C後)三・三八一)風守の補助注記「万葉」の例を「かぜまもり」と訓み、「まもり」を動詞「まもる」の連用形とする説もある。 かざ‐もり【風守】 〘 名詞 〙① 風位を測定すること。また、その人。② =かざみ(風見)② 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例