風竹(読み)ふうちく

精選版 日本国語大辞典 「風竹」の意味・読み・例文・類語

ふう‐ちく【風竹】

〘名〙 竹が風にそよぐこと。また、その竹。
経国集(827)一〇・和惟逸人春秋日臥疾華厳山寺精舎之作〈嵯峨天皇〉「風竹時明合、声鐘暁動揺」 〔庾信‐園庭詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「風竹」の読み・字形・画数・意味

【風竹】ふうちく

風にそよぐ竹。唐・白居易〔長安閑居〕詩 風竹、晝も關を掩(おほ)ふ 中、長(とこし)へに深山に在るに似たり

字通「風」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android