飄忽(読み)ヒョウコツ

デジタル大辞泉 「飄忽」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐こつ〔ヘウ‐〕【××忽】

[ト・タル][文][形動タリ]急に出没するさま。忽然。
「―として去り」〈透谷・富嶽の詩神を思ふ〉

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精選版 日本国語大辞典 「飄忽」の意味・読み・例文・類語

ひょう‐こつヘウ‥【飄忽・剽忽】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 すみやかなさま。忽然と出没するさま。
    1. [初出の実例]「游子軽離別、飄忽若風塵」(出典:南郭先生文集‐二編(1737)一・古別離)
    2. [その他の文献]〔曹植‐洛神賦〕

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普及版 字通 「飄忽」の読み・字形・画数・意味

【飄忽】ひよう(へう)こつ

軽くすばやい。魏・曹植〔洛神の賦〕體は飛鳬(ひふ)よりも(はや)く、飄忽としての如し。

字通「飄」の項目を見る

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