飛下りる(読み)とびおりる

精選版 日本国語大辞典 「飛下りる」の意味・読み・例文・類語

とび‐お・りる【飛下・飛降】

  1. 〘 自動詞 ラ行上一 〙
    [ 文語形 ]とびお・る 〘 自動詞 ラ行上二段活用 〙
  2. 身をおどらせて高いところからおりる。高所からとんでおりる。
    1. [初出の実例]「七重宝樹の本に飛をりたる間」(出典:発心集(1216頃か)七)
  3. 乗物が止まった瞬間に、それから身をおどらせておりる。
    1. [初出の実例]「貞能馬よりとびおり〈略〉大臣殿の御前に畏て申けるは」(出典:平家物語(13C前)七)
  4. 乗物の走行中、またはまだ止まりきっていない乗物から、とんでおりる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android