飛人形(読み)トビニンギョウ

デジタル大辞泉 「飛人形」の意味・読み・例文・類語

とび‐にんぎょう〔‐ニンギヤウ〕【飛(び)人形】

2寸(約6センチ)ほどの割り竹の台に、張り子人形をとりつけ、台の下に仕掛けたばねによって、飛び上がるようにしたおもちゃ

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精選版 日本国語大辞典 「飛人形」の意味・読み・例文・類語

とび‐にんぎょう‥ニンギャウ【飛人形】

  1. 〘 名詞 〙 小さい割竹の台に張子の人形をとりつけ、下に竹串のばねをしかけて、とび上がるようにした玩具
    1. 飛人形〈絵本菊重ね〉
      飛人形〈絵本菊重ね〉
    2. [初出の実例]「春のみどりもふかき松脂〈由平〉 雲に帰雁飛人形の数つれて〈益友〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)第九)

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