飛将軍(読み)ヒショウグン

デジタル大辞泉 「飛将軍」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しょうぐん〔‐シヤウグン〕【飛将軍】

中国匈奴きょうどが漢の李広を恐れて呼んだ称から》行動が迅速で武勇のすぐれた将軍。飛将。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飛将軍」の意味・読み・例文・類語

ひ‐しょうぐん‥シャウグン【飛将軍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 中国の匈奴が漢の李広を恐れてこう呼んだことによる ) 行動が敏速で武勇のすぐれた将軍。飛将。
    1. [初出の実例]「秋の夕日をつんざくもずの高音。冬の飛将軍」(出典:高層雲の下(1924)〈尾崎喜八〉もず)
    2. [その他の文献]〔史記‐李広伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android