飛鳥井雅縁(読み)あすかい まさより

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飛鳥井雅縁」の解説

飛鳥井雅縁 あすかい-まさより

1358-1428 南北朝-室町時代公卿(くぎょう),歌人
延文3=正平(しょうへい)13年生まれ。飛鳥井雅世の父。足利義満の信任をうけ,歌壇での飛鳥井家地位をたかめた。書道宋雅流の祖。応永5年従二位,権(ごんの)中納言となるが,同年出家した。正長(しょうちょう)元年10月2日死去。71歳。法名は宋雅。著作に「宋雅道すからの記」,歌集に「宋雅千首」「宋雅百首」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android